深掘りしない『ヴィンテージ』と『アンティーク』の違いについて
先日、行きつけの美容室で美容師さんに髪を切られながらふとこんな事を聞かれた
美容師さん『そういえば、ヴィンテージとアンティークの違いって知ってる?』
その美容室にはアンティークの本棚が置いてあるそう
その美容師さんが言うには
製造後100年未満の古いものをヴィンテージ
一方、製造後100年以上前の古いものをアンティーク
自分『へぇ...』
ちょっと浅く調べてみた
英和辞書によると
ヴィンテージ(vintage)
ブドウの収穫(期)、(1 期の)ブドウの収穫量、ぶどう酒生産高、ブドウ、(豊作の年に醸造した)優良ぶどう酒、銘柄のぶどう酒、(…年の)製品、(特に、古い)型
ヴィンテージは、ぶどう=ワインに関係する用語らしい
ワインの酒造年や良品という意味
フランス語ではvendange (ヴァンダンジュ)ぶどうの収穫という意味
アンティーク(antique)
古くて価値のある、骨董の、古風な、旧式な、時代遅れの、(特に、ギリシャ・ローマなどの)古代の
こちらの方は、イメージしていた意味に近い感じ
ただどちらも美容師さんが言ってた年数は定義されていない...
じゃあ100年の基準って何なの!?
結論
アンティークとは、100年以上前に製造されたと表記があり、これが基になっている
ヴィンテージは、特に明確な年数の定義は無い
ただ、ヴィンテージは100年前までの名品といった意味で使われることもあるようで、100年での区別は間違ってもいないみたい
まとめ
ヴィンテージは、ワインの酒造年や良品、または経年とともに価値が出てきたもの
アンティークは、美術的・芸術的に価値の高いもの、関税法では100年以上前のと定義がある
両者とも同じ意味のようで若干意味合いが異なっている
使う用途で上手に使い分けていきたい